ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第二百八回 箱をオシャレに飾るダンボール紙
2月17日(木) 曇りのち雨(香川県)
きょう2月17日は”天使のささやきの日”です。
1978年の2月17日に、北海道で氷点下41.2℃を記録し、空気が凍る”ダイヤモンドダスト”現象が起こったそうです。
店長は聞いたことがないのですが、”ダイヤモンドダスト”が発生したときに出る音を”天使のささやき”に例えたんですね。
なんてロマンチックなのでしょう!
”白い恋人たち”なんてお菓子があったりで、北海道って、センスがいいですよね。
話は変わって、きょうも電車で高松市へ行ってきました。
普通電車でのんびり小旅行です。
たまに、他の電車との行き違いを調整するために駅で5分程度停車することがあります。
行き違いの電車が特急電車だったり、貨物電車だったり、あっ!「アンパンマン列車」だ!!
四国のJRには、アンパンマンのキャラクターを電車に施した「アンパンマン列車」が走っています。
子供たちには大人気の電車です。
まだ乗ったことはないのですが、子供たちと一緒に列車旅行に行きたいものです。
さて、きょうは箱のデコレーションに役立つ素材を紹介します。
「中芯」と呼ばれるナミナミ部分を露出させた「ダンボール紙」です。
普段、緩衝用に使われている「中芯」ですが、デザインとして使うことができる紙素材です。
ダンボールは三層の紙で構成されています。
表面と裏面の二枚の「ライナー」と呼ばれる紙で「中芯」を挟んでいます。
「ライナー」の素材や厚み、「中芯」のナミナミの高さの違いで、ダンボールは分類されることが多いです。
この「ライナー」の表面を外したものが、きょうご紹介の「片面ダンボール」通称「片段」です。
写真の「片段」は淡い緑色ですが、いろんな色の「片段」があります。
色とりどりの「片段」を使って、部屋を飾ったり、オシャレな包装資材にしたりできますよ。
百円ショップでよく見かける紙素材です。
篠原紙器でも、「片段」を使った化粧箱を作ったことがあります。
表面のナミナミがデザインとしてもおもしろいんですよね。
箱としての強度も問題ありませんし、箱屋としてはなかなかおもしろい素材のひとつです。
周りを見渡すと、化粧箱の素材としておもしろそうなものって、けっこうあったりします。
固定観念にとらわれず、自由な化粧箱を考えていこうと思いますよ。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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