ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第二百六回 試作で頑張った白箱たち 〜その3〜
2月15日(火) 曇り時々晴れ(香川県)
私事で恐縮ですが、長男が熱を出してしまいました。
最近、長男の体温が高めだったのですが、きょうは38度になったので、保育園を早退しておうちでお休みです。
本人は元気なようで、ホッとしています。
全国的に、インフルエンザ患者が増えているようですね。
季節性のインフルエンザから新型インフルエンザまで、病院で陽性と診断された患者数が多くなっています。
そういえば店長はワクチン打ってないなぁ。
ちょっと心配になった。。
この冬は、鳥インフルエンザが猛威を振るっています。
渡り鳥であるツルから陽性反応が出て観光地が閉鎖されたり、養鶏場での感染が確認されて全数処分されたり、影響は大きいです。
細菌やウイルスによる感染症は、これからも大きな問題になってくると考えられます。
各自の注意だけでは防ぎきれないところもあって、たいへん怖い問題です。
それでも、日頃からの手洗い、うがいは続けようと思うのでありました。
きょうは久しぶりに「白箱サンプル」を作成しました。
写真では分かりにくいですが、けっこう大きなサンプルです。
箱の高さが13センチくらいあります。
この「13センチ」の高さの貼箱には、ちょっとした工夫があります。
篠原紙器で通常工程で作れる貼箱の高さは「11センチ」です。
それ以上高い貼箱を作るには、抜き工程が必要になり、木型代などの初期経費と大きな経済ロットが必要になります。
そこで考えたのが、「小羽付け(こばつけ)」なる技術です。
「小羽(こば)」とは、貼箱の側面を別パーツにしたもので、背の高い貼箱ではたまに使われる部品です。
なかなか文章では説明できませんが、「小羽付け」によって背の高い貼箱を小ロットで作ることが可能になります。
箱の内側に段が出来るのと、化粧紙が「巻き」での貼り付けになる条件がつきますが…。
この「白箱サンプル」も、お客さまに気に入ってもらえればいいな。
明日も「白箱サンプル」を紹介します。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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