ブログ ~箱屋の試み~
◎第二百二回 彩り豊かな和紙たち ~その2~
2月 8日(火) 晴れのち曇りのち雨(香川県)
いま、香川県では、ひさしぶりにまとまった雨が降っています。
きのうのブログでお願いしたのが通じたのでしょうか?
高松気象台によると、香川県内で1mm以上の雨量を観測するのは、今年に入って初めてだそうです。
雨の日の夜って、車を運転するのが怖いです。
さっき、高松からドライブして帰ってきましたが、車線の白線がほとんど見えないんですよね。
雨で道路が濡れると、路面で光が乱反射して、視界が悪くなります。
店長が学生のときの話ですが、雨の日の夜の運転中、とても視界が悪いなぁ、って思っていたら、ライトを付け忘れて走っていた、という逸話があります。
よく無事に家についたなぁ、とびっくりしましたよ。
皆さんは、気を引き締めてドライブしてくださいね。
さて、きのうに引き続き、彩り豊かな和紙をご紹介しましょう。
きょうの和紙の色は「くれない」です。
赤ではなく、「くれない」って呼び方が和っぽいです。
あまり深い赤色ではなく、赤と朱の間くらいの色でしょうか。
淡い色合いと「楮紙(こうぞがみ)」の風合いが、どこか懐かしさを感じさせてくれる紙です。
赤色は、情熱的な色だと思います。
熱い炎を連想させ、トゲのあるバラを連想させ、大人の女の唇を連想させる…。
ちょっとワイルドなイメージがあります。
きょうの「くれない」の和紙には、あまりワイルドさは感じません。
還暦に身に付ける赤ってイメージかな。
この紙でちゃんちゃんこなんぞ作ってもおもしろいかもしれません。
化粧箱にするなら、白との組み合わせで紅白のおめでたい箱にできそうです。
キラキラ輝く白とも、無垢な真っ白でも合いそうです。
機会があれば、白い紙を組み合わせた化粧箱を作ってみようと思います。
明日も、彩り豊かな和紙を紹介します。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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