ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第百九十二回 高知でいただいたおもしろい紙 〜その2〜
1月25日(火) 曇りのち晴れ(香川県)
久しぶりに、箱の配達へ回りました。
トラックに乗って空を見ると、なんだかいい天気♪
車の中はポカポカです。
外に出ると寒かったですけどね。
それにしても、先週の無理が体からまだ抜けていません。
少し動くと、ドッと疲れが出ます。
こんなときは、車の運転にも、箱の移動にも注意が必要です。
事故を起こしたら大変ですからね。
少し気分を変えるために、甘〜いものを補給しました。
マミーの温州みかん味と、ぷるぷるプリンのクレープを購入し、ちょっと休憩です。
ちゃんと口のまわりを拭いてから、次の配達場所へ移動です。プップーッ。
きのうに引き続き、先週末に高知の製紙屋さんでいただいた紙をご紹介します。
きょうの紙は「渋紙」です。
和紙に柿渋を塗った紙を、「渋紙」というそうです。
柿渋塗りのことは、このブログでも以前紹介しましたね。
製紙屋さんでいただいた「渋紙」は、淡い色合いでとても上品です。
店長が筆で塗った「渋紙」とは、雰囲気が違います。
やはりプロのお仕事ですね。
いまは淡い赤茶色の「渋紙」ですが、時間が経つと色が少しずつ濃くなり、いい色合いに変化します。
製紙屋さんとしては、製造ロットが異なると色が変わるので、製造の調整がたいへん、、だそうです。
でも、天然原料である「楮(こうぞ)」を原料にした「楮紙(こうぞがみ)」と、同じく天然原料の「柿渋」の組み合わせは、絶妙だと思います。
「楮紙」や「柿渋」を発明した昔の人はエライなぁ、と思います。
現代まで伝えてくれたご先祖様たちにも、感謝、感謝、です。
これからは、私たちが後世に伝える番です。
市場主義だけではなく、”物の価値”を大事にしていきたいと思います。
明日も先人たちが残してくれた、知恵と文化を紹介します。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
ほかの日のブログはこちら
Copyright © 2010 SHINOHARAHIKI CO.,LTD All Rights
Reserved. |