ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第百九十回 ウーペを使った化粧箱 〜その4〜
1月21日(金) 晴れ時々曇り(香川県)
ここ数日間、こもっての作業が続いています。
このブログは、毎回お天気から始まっていますが、実はちゃんと確認できておりません。
申し訳ございません。
きょうはたぶん、「晴れ時々曇り」だったかな、って感じです。
しかし、きのう、おとといと、帰り道がとても明るかったです。
満月だったのでしょうね。
月って、けっこう明るいんですね。
深夜にひとりで帰る寂しさを、ちょっとだけ癒やしてもらえました。
きのうまでは、「ウーペ」を使った金色の引き出し式化粧箱を作成してきました。
ちょっと作るついでもあったので、きょうは金色の紙以外の化粧紙と、「ウーペ」の組み合わせを紹介します。
写真で見ていただくと、三色の化粧箱が写っています。
それぞれ「ウーペ」を内貼りに使っており、表を包む化粧紙が異なっております。
正面の白い箱は、もうおなじみの「白いレザック」を使った箱です。
気品のある擬革の風合いと、「ウーペ」が似合っています。
右側の黒い箱は、またまたおなじみの「黒いタント」を使った箱です。
タントの黒と「ウーペ」の赤の組み合わせが、シックな雰囲気を出しています。
左側の青い箱は、たぶんこのブログ初登場の「ベルクール藍(あい)」という紙を使った箱です。
「ベルクール」は表面がスムースな紙ですが、藍の色が鮮やかです。
「ウーペ」の赤とも相性が良いようです。
薄い紙ですが、意外と強いです。
同じ大きさで、同じ「ウーペ」を内貼りした箱でも、化粧紙が変わると雰囲気が変わるものです。
入れるもの、贈る方に応じて、使い分けるといいですね。
今回は赤色の「ウーペ」を使いましたが、青や黄色、黒の「ウーペ」を組み合わせれば、また表情の豊かな化粧箱になりそうです。
寒くて乾燥した日が続いています。
手洗い、うがいなどをして、風邪を引かないようにこの寒さを乗り切りましょう!
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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