ブログ　〜箱屋の試み〜　

◎第百七十八回　貼箱で作ったお重箱

１２月２８日（火）　晴れのち曇り時々雨（香川県）

 

早いもので、今年もあと４日です。

皆さんは新しい年を迎える準備ができていますか？

年賀状、大掃除、帰省の計画、年末年始番組のチェック、etc…。

店長は全部出来ていないことに気がつきました。

 

お正月を迎える準備として、「おせち料理」があります。

長寿を祝うエビや、勤労をねぎらう豆、子孫繁栄を願う数の子、豊作を意味する田作り、おめでたい品々が詰まった、縁起のいい料理です。

新しい年を良い年にするために、また、お正月はお料理する人と火の神様に休んでいただくために、作られるものだそうです。

優しさが込められているんですね。

 

お家で「おせち料理」をする家庭もあるんでしょうが、デパートなどでは有名料理屋の「おせち料理」が売られています。

早い時期から高価なおせち料理が売り切れる、なんて報道も耳にしました。

スーパーやお弁当屋さんでも、オリジナル「おせち料理」が取り扱われています。

 

”箱屋の試み”でも、「おせち料理」を入れる「お重箱」を作ってみました。

高級感を出すために、黒色の漆紙を化粧紙として使いました。

箱の内側は、金色の紙で覆いました。

二重に重ねられるよう、インロー式を活用した作りになっています。

 

紙が少なかったので、ミニチュアの箱になってしまいました。

箱が小さくて、紙が硬いので、少し不恰好な箱になってしまった、、

機会があれば、大きな箱で、きれいなお重箱に仕上げてみせます。

三重くらいがカッコイイでしょうか。

 

結局、２０１０年の”箱屋の試み”は店長の勢いで押し切ったような感じでした。

来年は、もっと箱屋のプロフェッショナル的な作品を紹介していかなくてはいけませんね、、

２０１１年の年末には、上達した化粧箱たちを自慢できるよう、精進してまいる所存です。

 

今年の”箱屋の試み”は、今回で終了です。

お付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

 

来年は１月５日から開始予定です。

懲りずに付き合ってくださいね。

 

では、良いお年を！！

 

 

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