ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第百六十六回 和紙で作った紙製品 〜お財布〜

12月 9日(木) 曇り時々雨(香川県)

 

きのうも寒い、寒い、と書いた覚えがあるのですが、きょうの香川県は一段と寒かったです。

一日ドンヨリ曇り空で、風は強く吹き、たまに冷たい雨が降る、まさに”冬”のような一日でした。

もう12月9日ですものね。

寒くてもしょうがない時期ですよね。

 

…などと言っていると、あと3週間で2010年が終わることに気がつきました。

年末ジャンボも発売されていますし、今年の流行語大賞も発表されました。

そろそろ今年の漢字一文字が発表される時期です。

皆さんにとって、今年を漢字一文字で表すと何ですか?

店長はなんだろう?

”始”かな。

いろいろなことの”始まり”があった一年でした。

残り3週間の間にも、新しいことが始まるかもしれません。

それが良いことでありますように…。

 

きょうの和紙製品は、「お財布」です。

「お札入れ」と言ったほうがいいかもしれません。

小銭が出来たら、「小銭入」に入れてください。

 

鮮やかな赤をベースに、白と青の花柄が描かれた和紙が、「お財布」の表に使われています。

内側はクリーム色のもみ紙で覆われています。

 

ところで、「お財布」に入れる「お札」も和紙で出来ているのを知っていますか?

三椏(みつまた)と呼ばれる木から取れる繊維が主な原料だそうで、とても丈夫です。

「お財布」の中に入れていた商品券やレシートなどは、端っこが破れたり、折り目から破れたりすることが間々ありますが、「お札」はなかなか破れません。

たくさんの人の間でやり取りされても、破損しにくいように作られているんですね。

お金を作るしくみを知っているわけではありませんが、1万円札を1枚作るのにどのくらいの費用がかかるんだろうか?

たぶん1万円はかからないだろうから、「お札」を作れば作るほど、国立印刷局はもうかるんでしょうか?

子供に聞かれたら、うまく答えられないなぁ。

ご存知の方、いらっしゃったら教えて下さい。

 

さて、明日は和紙でできた立体商品を紹介します。

 

次回の箱屋の試み、お楽しみに!!

 

 

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