ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第百六十二回 本の形をした和菓子の化粧箱

12月 3日(金) 曇り時々晴れ(香川県)

 

とてもとても私事なのですが、きょう12月3日は、店長の長男の誕生日です。

こうちゃん、おめでとう!

1、2、3、で産まれた息子ですが、おかげさまでずいぶんワンパクに育っています。

そして、偶然にもきょうは娘、息子が通っている保育所の生活発表会が開かれました。

自分の子供たちが、ちゃんとお遊戯するのを見るもの嬉しいものですが、ほかの子たちが上手にお芝居をしているのも、なんともほほえましいものです。

 

それにしても、きょうの香川県は荒れた天気でした。

朝10時頃に、風が強くなってきたかと思うと、いきなり雨が降り出し、その後雨は上がったものの、強い風が吹き続けた一日でした。

店長もホロ付きのトラックを運転していましたが、風を受けてあおられて、ちょっとびっくりすることがありました。

香川県と岡山県を結ぶ瀬戸大橋も、強風のため、JR、高速道路とも通行禁止になっていました。

ちょうど帰宅ラッシュの時間帯にかかっていたので、影響は大きかったんじゃないでしょうか。

 

さて、きょうの化粧箱ですが、おみやげ物として売られている和菓子が入っていた箱です。

岡山県津山市の銘菓で、「桐襲(きりかさね)」というおまんじゅうが入っていました。

しろあんを、しっとりとした皮で包んだ上品なお菓子です。

残念ながら、店長は中身を食べていません。

でも、化粧箱が素敵だったので、写真に撮らせてもらいました。

 

箱の表紙は、大名行列をデザインした印刷がかかっており、内箱には、金銀が散りばめられた紙が使われています。

内箱に使われている紙は、”きぬ紙”と呼ばれる紙の仲間で、細かい格子模様が入っているのが特徴的です。

 

昔のヒモ綴じ本をイメージした形の化粧箱で、表紙の背貼り寄りの部分に、リボンが付けられています。

このリボンが、ヒモ綴じ本らしさを演出しています。

 

表紙の印刷もいいですが、箱の形状から、贈り物としての和菓子をイメージさせる化粧箱です。

包するだけではなく、中のお菓子に付加価値をつける意味も持った、いい化粧箱だと思います。

 

次回は、箱以外の紙製品を作ってみようかな。

 

次回の箱屋の試み、お楽しみに!!

 

 

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