ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第百五十二回 お金持ちで硬そうな化粧箱

11月18日(木) 曇り時々晴れ(香川県)

 

店長は、このブログに載せる”試み”のネタ探しに、百円ショップに行くことがあります。

百円ショップって、けっこうネタがあるんです。

インテリアからエクステリア、台所から園芸、文房具からおもちゃ、などなど、いろいろなアイテムが並べられていて、値段も安い!となれば、気になるグッズをついつい買ってしまいます。

 

きょうご紹介の化粧箱も、百円ショップで見つけた装飾フィルムを使ってみました。

大理石の模様が入っていて、このフィルムを貼るとお部屋の中を豪華に飾ることができる、という代物(しろもの)です。

ほかにも、木目模様やファンシー柄などもありましたが、店長の使いたい心に触れたのは、この大理石模様だったのです。

 

大理石模様の箱、ということで、芯になるボール紙を分厚くして、硬さ、強さを演出しています。

箱の外も内側もフィルムでお化粧したので、大理石製の箱に見えるでしょ?

模様、ってすごいですね。

紙の箱なので、持ったら軽いんですけど、お化粧する紙の印象で重い箱のように感じますものね。

近頃は印刷の技術も高くなっているので、大理石模様がリアルでいいです。

 

市販の装飾フィルムや壁紙を使って、化粧箱を作るとおもしろいだろうな、って思いつきで作ったきょうの化粧箱ですが、実は使いにくかったんです。

きょうの装飾フィルムもそうでしたが、市販のフィルムは、買った人が使いやすいように裏面にノリが塗っているんです。

このノリの接着力が弱いと、生地のボール紙から剥れて、剥れて、化粧箱に成形するのがとてもタイヘンでした。

要所に両面テープを使って、なんとかきれいな写真に収めることが出来た次第です。

 

それでも、紙以外の質感を持った化粧箱で見る人に興味を持っていただくのは、箱屋としては楽しみなことです。

貼箱に適した紙で、きょうのフィルムのようなものを探してみたいと思います。

おもしろい箱ができたら、ここで紹介しますね。

 

さて、明日はひと工夫を加えた化粧箱を紹介します。

 

次回の箱屋の試み、お楽しみに!!

 

 

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