ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第百四十八回 革に似せた紙 〜擬革紙〜 うす紫

11月12日(金) 雨のち晴れ(香川県)

 

店長の住む香川県観音寺市では見られなかったのですが、季節外れの”黄砂”が飛んできたようです。

春先になると、季節風に乗ってやってくる”黄砂”ですが、11月に日本で観測されるのは5年ぶりだそうです。

 

”黄砂”の発生地は、中国の北西部にある砂漠地帯です。

強風で舞い上がった砂漠の砂が、上空で流れる風に乗って、東の方向に広がっていきます。

記録では、太平洋を越えて、アメリカ合衆国まで届いたこともあるそうです。

すごいですねぇ。

 

”黄砂”が激しい季節は、洗濯物を外に干せないので困ります。

車もすぐに汚れてしまうし、やっかいな訪問者です。

わざわざ遠くから、洗濯物を汚しに来なくてもいいとは思うんですけどね。

まぁ、グチってもしょうがないかな。

 

さて、きょうはうす紫色の「擬革紙」を使った化粧箱を紹介します。

きのうの水色の化粧箱とも、また雰囲気が違うでしょ?

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落ち着いた雰囲気の色です。

ご年配のご婦人への贈り物にいかがでしょうか。

 

きのうの水色の「擬革紙」もそうですが、きょうのうす紫色の「擬革紙」も、篠原紙器が化粧紙を仕入れたときに、紙の合い紙として、紙屋さんが入れてくれている、いわゆる”おまけ”の紙です。

うちでは商品に使うことはありませんが、けっこうおもしろい柄や模様の入った紙が多いのです。

箱の研究をしている店長にとっては、非常にありがたい研究素材になっています。

ありがとう!紙屋さん。

これからもおもしろそうな紙を合い紙に下さいね。

 

週をまたぎますが、次回はさらに雰囲気の変わった「擬革紙」を紹介します。

色が変わるだけで、イメージが異なるものです。

 

次回の箱屋の試み、お楽しみに!!

 

 

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