◎第百四十三回 味覚の秋! フルーツ化粧箱 〜パパイヤ〜
11月 5日(金) 晴れ(香川県)
皆さんは「晴れの特異日」ってご存知ですか?
おととい11月3日は「晴れの特異日」だったそうです。
今年の11月3日は、香川県では晴れて気持ちのいい天気でした。
実は、「晴れの特異日」は、11月3日以外にも、1月16日、3月14日、6月1日、と、複数あるんですね。
「晴れの特異日」以外にも、「雨の特異日」や「猛暑の特異日」、「寒の戻りの特異日」や「台風襲来の特異日」なんてのもあるようです。
日にちを調べてみて、今年の当日はどうだったか、確かめるのも面白いかもしれません。
「お小遣いアップの特異日」なんてのはないかしら?
さて、四十四回のロングランでお届けしてきた”味覚の秋!フルーツ化粧箱”シリーズですが、来週には暦の上では冬になるため、いよいよ今回が最終回です。
店長の奥さんが最終回に選らんだテーマは「パパイヤ」です。
黄色く熟れた果実は、甘いお味のジューシーなフルーツ、ってイメージです。
化粧箱では、首の部分がまだ青い「パパイヤ」を表現したものを作りました。
黒い種が果実の中央部にたくさん入っているので、中の箱は黒くしてみました。
店長は、生果実を食べたことはありませんが、「パパイヤペースト」を食べたことはあります。
砂糖と一緒に炊き込んだペーストで、モタッとした甘い味です。
チャツネの原料に使われたりします。
熟れる前の「パパイヤ」は「青パパイヤ」とよばれ、サラダやパスタの具などに使われます。
この「青パパイヤ」には”パパイン”と呼ばれる酵素が含まれており、肉を軟らかくする効果があります。
肉料理に「青パパイヤ」を使うと、肉を軟らかくしたり、食べた肉の消化を助けてくれたりするそうです。
この”パパイン”、肉などのタンパク質だけでなく、脂質や糖質をも分解する作用をもっているので、ダイエットにもいい、と言われています。
黄色く熟した「パパイヤ」では、残念ながら”パパイン”がほとんどなくなっています。
気になった方は、さっそく「青パパイヤ」を食べ始めてみてください。
日本で食べられている「パパイヤ」の多くは、フィリピンからの輸入品です。
日本でも、沖縄、鹿児島、宮崎、などの暖かい地方で栽培されています。
年中収穫できるようで、今からの時期でも、この南の島のフルーツを楽しむことができそうです。
長きに渡ってお送りしてきた”フルーツ化粧箱”シリーズですが、ひとまずこれにて終了です。
お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
次回は、”フルーツ化粧箱”連載中に、街で見かけたちょっと変わった化粧箱を紹介します。
次回の箱屋の試み、お楽しみに!!
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