ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第百三十七回 味覚の秋! フルーツ化粧箱 〜うめ干し〜
10月27日(水) 晴れ時々曇り(香川県)
今年の気候は、お体には優しくないです。
急に寒くなって、今朝なんかは暖房が欲しいくらいでした。
こういう時には体調を崩しやすいものです。
風邪をひいたときに良いといわれているのが、きょうご紹介の「うめ干し」です。
「うめ干し」を焼いて食べると、「うめ」に含まれるクエン酸が濃くなって、のどにいいそうです。
また、「焼きうめ干し」には血流を良くする作用があるようで、体が温まります。
店長が子供の頃、風邪を引くと、おばあちゃんがおかゆとたまご焼き+砂糖を少しかけた「うめ干し」を一皿をつけて、早く良くなるように、とご飯を作ってくれました。
「うめ干し」って、日本人の知恵が詰まった食べ物なんですね。
フルーツ、ってイメージではありませんが、きのうご紹介の「うめ」を塩漬けして、干してできるのが「うめ干し」です。
赤いしわしわの実を見ると、口の中からツバが出てきます。
写真の化粧箱は、赤いもみ紙で箱を包み、角を少し落として作りました。
単純な形ですけど、「うめ干し」らしさが出ているでしょ?
食べると酸っぱい「うめ干し」には、酸味の元であるクエン酸がたくさん含まれています。
このクエン酸には、菌の繁殖を抑えるはたらきがあります。
お弁当に「うめ干し」がよく入っていますが、漬物、彩りのほかに、腐敗防止の役割も果たしているんですね。
強い酸味でツバが出るので、食欲を促進する効果もあります。
あぁ、なんだかお腹がへってきました。
広告で見たことがあるんですが、高価な「うめ干し」があるんですね。
一粒200円くらいするものもあります。
二粒食べたら、牛丼一杯食べれるくらいの金額です。… 例えがセコイですか?
広告を見ていると、とてもおいしそうに感じます。
低塩だとか、ハチミツに漬けているだとか、粒の大きさが大きいだとか、うたい文句もいろいろですね。
お金持ちになったら、食べてみようかな。
秋も深まってきました。
この時期らしいフルーツを探してみようかしら。
次回の箱屋の試み、お楽しみに!!
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