ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第百三十三回 味覚の秋! フルーツ化粧箱 〜洋ナシ〜
10月21日(木) 雨(香川県)
きょうのフルーツ化粧箱も、秋らしいテーマでお送りします。
テーマは「洋ナシ」です。
とろけるような食感とエステル臭の甘い香りが特徴のフルーツです。
化粧箱は、台形に切ったボール紙で組んだ箱に、薄緑色の和風化粧紙
を包んで、「洋ナシ」らしくしました。
写真が小さくて分かりづらいですが、和風化粧紙に施された細かい繊維模様が、「洋ナシ」表面の点々、ブツブツを表しています。
紙をこよりにして、箱のテッペンにちょいと乗せて、「洋ナシ」のヘタを付けました。
波平さんやO次郎を思い出させるシルエットになりました。
洋ナシの代表格”ラ・フランス”は、日本では山形県で盛んに生産されています。
フルーツ化粧箱「さくらんぼ」の回でも書きましたが、店長は何度か山形へ行ったことがあります。
ちょうど今くらいの時期に、山形へ行ったことがあります。
仕事が終わって、東京行きの山形新幹線”つばさ”に乗っていたときの事、車内販売で”ラ・フランス”を売りに来たんです。
値段は忘れましたが、けっこう高かったのを覚えています。
しかし、お土産をあまり買っていなかったこともあり、”えいやぁ!”で一袋買ってしまいました。
まぁ、家族に喜んでもらえたんで、よかったんですけどね。
近所のスーパーに行くと、山形県産の”ラ・フランス”を売っていました。
手頃に「洋ナシ」を食べられる時代になったんですね。
21世紀や幸水などの「和なし」が一段落した頃に、「洋ナシ」が食べ頃を迎えるなんて、なんか素敵です。
「洋ナシ」も「和なし」も、もともとは同じところで育っていたようですが、それぞれ違う場所に移って栽培されて、お互いに違う性質の果実を付けるようになったんですね。
生で食べてもおいしい「洋ナシ」ですが、皮をむいて、ヘタを残したまま甘く煮て、冷やして食べる「洋ナシのコンポート」もおいしいですよ。
なんだかおやつを食べたくなりました。
明日も甘〜いフルーツかな?
次回の箱屋の試み、お楽しみに!!
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