ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第七十六回 日本で最初のキャッチコピー
7月26日(月) 晴れ(香川県)
梅雨が明けて1週間が過ぎました。
毎日暑い日が続いています。
このブログを読んでいる皆様、お元気でいらっしゃいますか?
きょうは土用の丑の日です。
うなぎ屋さんがもっとも忙しい日ですね。
うなぎにはビタミンBが豊富に含まれており、スタミナをつけるにはちょうどいい食材です。
蒲焼き、白焼き、いいですねぇ。
食欲のないこの時期でも、香ばしい焼けたタレのにおいがすると、店長は腹の虫が騒ぎ出します。
さて、暑い夏の土用の日に、日本人はなぜうなぎを食べるのでしょうか?
これは、江戸時代に活躍した奇才、平賀源内が、うなぎ屋にたのまれて「店の前に”本日、丑の日”と書いた看板を出しなさい」と進言したのが始まり、と言われています。
昔から丑の日には”う”のつく食べ物(梅干し、うどん、うり、などなど)を食べると体に良い、と言われており、この言い伝えを利用して、源内は「土用の丑の日には、うなぎを食べて元気になろう!」というキャッチコピーを考えたんですね。
日本で最初のキャッチコピーと言われています。
平賀源内は、1728年(江戸中期ですね)に、現在の香川県さぬき市志度で生まれました。
香川出身の有名人です。
香川県に会社を構える篠原紙器としては、源内先生をもっとアピールしたいんです。
そこで今週は、源内先生の残した功績を、一部だけですが紹介していきたいと思います。
もちろん、小箱を使って、箱屋らしくお送りいたしますよ。
あすは、源内先生の文芸家の側面をご紹介します。
次回の箱屋の試み、お楽しみに!!
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