ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第二十八回 タントに箔押し
5月18日(火) 晴れ時々曇り(香川県)
きのうは、きのうご紹介した紙、タントを使った箱を載せてみました。
写真の化粧箱は、黒のタント紙に金色の箔押しを施しています。
黒地に金箔押しは、貼箱ではよく使われる組み合わせです。
金が映えて見えますからね。
写真をクリックして拡大ページへ飛んでみてください。箔押しのデザインがけっこう細かいです。
箔押しは、押される側の紙によってデザインがキレイに出る、出ないがあります。
ツルツルの紙だと、箔が紙に埋まるようなことがあります。しわが寄りやすいんです。
また、デコボコの多い紙だと、金箔が欠けることがあります。
写真のようなデザインだと、紙によってはちゃんと箔押しされない恐れがあります。
しかし、タントは箔押しがキレイにできるんです。
表面のわずかなデコボコが、箔押しにもいい感じで働いてくれます。
しわも付きにくいし、箔も欠けにくいです。
きのうも書きましたが、タントにはいろんな色があります。
また、箔にも金、銀だけでなく、赤、青、黄色、緑など、いくつかのバリエーションがあります。
タントと箔の組み合わせと、オリジナルデザインを使いこなせば、世界でひとつ、あなただけの化粧箱も作れるんです。
明日は多彩なタント紙の楽しみ方をご紹介します。
次回の箱屋の試み、お楽しみに!!
ほかの日のブログはこちら
Copyright © 2010 SHINOHARAHIKI CO.,LTD All Rights
Reserved. |