ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第十回 仕掛けのある貼箱

4月16日(金) 雨(香川県)

 

きょうの箱は、ちょっと変わった箱です。

 

右の写真は、”開閉式”と呼ばれるタイプの貼箱です。

フタをしていると、見た目は身蓋式ですが、フタをはずすとミが二段になっています。

で、上の段のミを手前に引くと、弧を描きながらスライドして動きます。

上の段のミが、下の段のミのフタになっているんですね。

 

写真の箱は、チョコレート用に作られた貼箱です。

上の段に10個、下の段に10個、合計20個のトリュフチョコが入る設計になっています。

上の段のチョコを食べた後、もの足りないなぁ、、と思っていると、その下にもチョコが隠れているんです。なんだかうれしくないですか?

 

きょうの箱には、濃いえんじ色のチェック柄が入った紙で化粧がされています。

チョコをいれるのに良い感じでしょ。

 

ミの色を変えて、箱を”開閉”したときの変化を楽しめるのも、開閉式貼箱のおもしろ味かもしれません。

 

貼箱には、こんな仕掛けを持たせたものがいくつかあります。

形は四角ですが、私たちはこのような変わった箱を”変形の箱”と呼んでいます。

 

次回のブログ更新は、4月19日の予定です。

 

次回の箱屋の試み、お楽しみに!!

 

 

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